2023年の5月に4泊5日で台湾へ行ってきました!🛫
高雄→屏東→台東→太麻里→台北のルート🚃
多民族社会の台湾には、9割の漢民族の他に16種類の原住民族や、国際結婚等による新民族がいます✏️
原住民族は、中国大陸からの移民が盛んになる17世紀以前から居住していた方々のことを指します👪
今回の目的は、今現在台湾の原住民族の方々が、どのような形で暮らしているのかを見てくること👟
まず第一の街、高雄🌆
美麗島駅近くのゲストハウス「あひるや」にチェックイン🏕
日本語をお話しできるスタッフさんがいて、原住民族の生活を見ることができないだろうかと相談してみると、民族の生活体験ツアーがあることを教えてくれた✏️
早速、駅の観光案内所へ行って詳しい情報を聞くも、ツアーは一週間前までに予約が必要とのこと😱⚡️
ホームステイによる本格的なツアーは、台湾語のサイトしかなく台湾語での電話予約なので、次回はなんとか事前にアポを取りたいところ!📞
その後、瑞豊夜市をぶらっと散歩。八角の効いた牛肉麺が最高でした✨
翌日、第二の街、屏東へ🚃
屏東駅からさらにバス&タクシーで、原住民族文化園区を訪れた👟
ここでは、各民族の民家の再現や、船や民族衣装の展示などが見られ、原住民族ごとの暮らしに触れることができる✨
パイワン族の踊りのショーもやっていて、鈴の付いた華やかな民族衣装が踊りに合わせてシャンシャンとなる♬
みんなで手を繋いで輪を作り、歌い踊る、すごく楽しいダンスだった💃♬
三地門へ移動し、めっちゃ高くて長い橋❗️🌉⚡️を渡ると、コンビニがあり、暑さの中で疲れが出ていたので休憩。
コンビニの店員さんに、原住民族の暮らしを見にきたんだけどどこか心当たりはないだろうか尋ねてみると、日本語の話せるお知り合いにわざわざ電話をかけてくれた📞
滞在時間の関係で遠くまでは行けないと話すと、近くのトンボ玉の工房を教えてくれた✨
そこの方々にさらに心当たりを尋ねてみると、バイクの後ろに乗せてくれて、山の上に保存されているパイワン族の民家🏡へ連れて行ってくれた🛵✨
本当に、台湾に来てからずっと、人々の親切さに感動し続けていた。
さらに、坂を登ると、パイワン族のおばあちゃんの営む民族衣装屋さんを発見。
パイワン族の鈴付きジャンボピアス、琥珀を使ったパイワンカラーのブレスレットと親友へのお土産にビーズ刺繍のポーチを購入。
ほとんどがおばあちゃんのお手製とのこと✨
おばあちゃんはとても可愛らしい方で、色々なお話も聞かせてもらった👂
しばらく付近を散策してからの帰りのバスで、なんとおばあちゃんと再会!🚌
色々お話してもらったお礼に、おばあちゃんが降りる直前に似顔絵を描いて渡したら💌
私たちの分までバスの料金を払ってくれた🥲心優しいおばあちゃんだった✨
この日も夜市へ繰り出す!🍲
牡蠣の玉子とじ、臭豆腐(2倍盛りの大サービス!✨)、小籠包、海鮮粥、マンゴースムージーを頂いた🍹
台湾は大衆食堂や屋台で食べられる味が、個性的でありながら、びっくりするほど美味しい🍲
あひるやへ帰って、今日あった色々をスタッフさんにお話すると、さらに、アプス織り工房という台東近郊の村にある工房を紹介してくれた🧶
翌日、さっそく電車で台東へ🚃
ランチは台湾料理の駅弁✨
明るい日差しの美しい海岸風景と木々を眺めていたら、あっという間に台東に到着!
宿に荷物を置いてから、タクシーでアプス織り工房へ🚕
この工房は、ブヌン族のお父さんと娘さんが営んでいて、ブヌン族の伝統的な織り文化について教えてくれる✏️
工房の庭や近くの山で苧麻を栽培し、その繊維を藍やウコンで染色して、糸を紡ぎ、民族衣装などを織っている😲✨
私は苧麻の糸紡ぎを体験させてもらった🧶
ブヌン族式の、足のももで撚りをかける方法✏️
その後、ブヌン族式の腰機による織りを体験させてもらったが、これがかなり難しい!!
常に足を突っ張って経糸にテンションをかけ続けなければいけない⚡️
自分で紡いだ糸で、ブレスレットを作らせてくれた✨
ここでは、藍やウコン(赤色は何かわからなかった)で染色された麻の繊維を購入させてもらった🧶
なんとも優しくて美しい色✨苧麻の力強い風合いもツボ!!!✨
この工房は民宿もしているようで、お父さんは泊まって行けと言ってくれたけど、急なことで、娘さんにたくさんご面倒をかけてしまうことが予想され、泣く泣くお断りした😭
次回はきちんと予約して宿泊したい✨
お孫さんが最寄り駅の鹿野まで送ってくれて、電車で台東へ戻った🚃
台東セントラルで夜市を探検したあと、プユマホームステイという小さなゲストハウスに宿泊🏡
翌日は朝から台東セントラルをお散歩👟
この辺りでは商店の屋根などに帆布が使われていて、その生地を利用したバッグを作っているお店に立ち寄った👜
軽くて丈夫で、撥水の高機能な上に、独特な柄や色合わせが、かわいい!!✨
一目惚れしたパイワン族カラー(緑、黄緑、オレンジ)のものを購入しました😊
ランチに、地元の人からも大人気という、激辛麺のお店へ🍜
フォーを短くした麺に唐辛子ペーストをたっぷりのせて頂く✨とってもおいしかった!
台東から電車で大麻里へ移動🚃車窓からは、青々とした海や広大なマンゴー農園が広がる🌴
大麻里には、今でも原住民族の集落がたくさんあると知って、今回の一番の目的地となっていた👂
大麻里という地名は、太陽の昇る地という意味だそうで、駅からは海まで見通せる、小さな民家や民宿、食堂が点在するのみの、自然溢れる街だった🌳
オリエンタルホテルという宿にチェックインすると、優しそうなおかみさんと息子さんのコンビが出迎えてくれた😆✨
早速自転車を借りて、近隣を探索!!🚲♬
海辺まであっという間の位置で、大麻里の名通りの太陽の明るい日差しを反射した綺麗な海!🌊
しばらくサイクリングしてから、宿のおかみさんに、原住民族の集落をいくつか回ってみたいので、タクシーで案内してもらえるように取り次いでもらえないかとお願いしてみる🙇♀️
するとタクシードライバーが提示してくれた料金がかなり割高…悩んでいると、おかみさんが、なんと車で案内してくださると言ってくれた!!!⚡️しかも息子さんも一緒に😵⚡️
大変恐縮だったが、おかみさんも楽しそうにしてくれていて、現地の方のお話をお聞きしながらの探索は、願ってもないことだった✨
丁重にお礼を言って、一緒に原住民族の集落をめぐることに🚗✨
まずは、パイワン族の集落へ🏡
偶然、パイワン族のご一家のお庭でのランチタイムに遭遇して、挨拶すると、とっても気さくにお話して下さった♪
おばあちゃんが日本語が少しだけ話せて、パイワン語で、「ありがとう」を「マサル」というと習った✏️
お別れとお礼を言って、次の集落へ向かう🚗
道すがら、おかみさんがゴムゴムの実みたいな形の謎のフルーツ(大麻里の名物で「釈迦」というらしい)の串刺しアイスと、ミキサーしたアイスをご馳走して下さった!🍈お店の方と仲良しとのこと✨
もっちりしていて、冷たくて、とっても美味しい!暑い中での散策だったので、すごく嬉しかった✨
山の上にあるパイワン族の集落を訪れ、首長の家を見学🏠
賞状がたくさん!!
百歩蛇というこの蛇のモチーフは、パイワン族にとっての権力の象徴で、村の頭目のみが使うことを許されていたそう。
原住民の主食の稲畑や、学生食堂を見学👀✨
山を下って、今度は別の山の上にあるパイワン族のファミリーが営む民宿を見学🏠
この民宿の外観が、色鮮やかでとってもかわいい!!!😍
お庭で、民宿のオーナー御一行がバーベキューをしていたので、話かけると、気さくに色々とお話ししてくれて、民宿の中も見学させてくれた!😵✨
美しい作りのロビーには、おばあさんが残した民族衣装や自画像、日本統治下時代のカタカナの書かれた木彫の看板など、貴重なものが展示されていた👀✏️
子供たちも人懐っこくてすごい可愛かった!!もっと遊びたかったなぁ〜😍
次なる目的地は、大麻里の有名人、刺繍作家の陳媽媽こと陳利友妹さんのアトリエ🧶
海と山々を臨むとても素敵なアトリエで、制作しながら暮らしている方で、大麻里特有の美しい模様の入った刺繍作品の数々を見せて下さった✨
模様の多くはパイワン族の伝統的なもので、↑この襟の部分の太陽の模様は、大麻里を表すのだそう✏️
日本から刺繍を習いにくる人がいたり、大阪阪急で展覧会をしたことがあったり、物腰は優しいけれど、ものすごくパワフルな方だった!!!💪✨
工房見学がひと段落すると、屋上に連れて行ってくれた👟
そこからは、大麻里を一望することができた✨陳ママはここで毎朝朝日をみるのだそうだ🌅
昨晩は月がすごく綺麗だったと話してくれた🌕
大麻里の自然を愛し、そこで暮らす中で日々たくさんのことに感動できる人だから、誰もが魅了される作品が生まれてくる🧶✨
作家として、人として、なんて美しい生き方だろうと思った🥲✨
宿へ戻り、今日一日案内してくれたことをおかみさんと息子さんに心から感謝😭🙏✨
すでに夕方でお腹ペコペコだったので、おかみさんのおすすめで、宿の向かいのベトナム料理店へ✨
宿のおかみさんはカンボジアから台湾へ嫁いできた方で、このお店のおかみさんはベトナムから台湾へ嫁いできた方💃
2人はすごく仲が良いようだった✨
おかみさんと息子さんのオススメで、ビーフフォーと海鮮フォー、揚げ春巻き、バインミーを頂く🍜
さすが海辺の街、海鮮が新鮮で美味しかった!!🦑✨
食後はまた街をぶらっとサイクリング🚲🌖
浜辺で見渡す限りの夜空に浮かぶ月と大きな雲を見た☁️
翌日、近所の食堂で朝ごはんに卵とハムのクレープと豆乳をいただいたあと、おかみさんが駅まで送ってくれた🚗朝早いのに💦
前の夜、感謝の気持ちを込めて描いた似顔絵とお手紙、日本から持ってきていたチロルチョコを渡すと、とてもとても喜んでくれた💌✨
切符を買うところまで見届けてくれたおかみさんと名残り惜しい気持ちでお別れをし、電車で5時間かけて台北へ向かう🚃✨
大麻里は、太陽のように明るくて親切な人々がそれぞれのルーツを大切にしながら、力を合わせて生きている、素敵すぎる街だった!!🥲✨
電車から色々な風景をみることができたが、線路のすぐ脇にはまだまだ手付かずの森が広がっていて、この程よく便利な暮らしと大自然が共生している環境が、どうか末長く続きますように、と思った🌳
台北での滞在時間は短かったけど、台北から電車で30分ほどの鶯歌という陶器の街へ足を伸ばした👟
ここにはたくさんの焼き物の窯元があって、鶯歌陶瓷老街という大きな陶器市が広がっている🍵
鶯歌駅の装飾も陶器✨
本当は、落ち着いた優しい色の茶器セットが欲しかったのだけど、本格的なものにはちょっと手が届かず…💸
自宅へのお土産には、華やかなお花柄の茶器セットを選びました!🫖✨小さい湯飲みがなんとも可愛くて、無茶苦茶お気に入り〜😍
電車でまた少し足を伸ばして、これまた大人気という激辛麺のお店で台湾最後のご飯を頂いた✨
5日間連発していた「美味しいです」の意味の「チンホーチャッ!」がこのお店でやっと通じて、ほくほくしながら深夜の飛行機に乗り込みました✈️✨✨
台湾で出会った皆さん、本当に本当に、優しくて、おおらかで、親切な方ばかりでした😭
優しさに甘えてばかりにならないように気をつけたつもりでしたが、結局、たくさんのご親切を頂いてしまって…😭
私も、受けた御恩を忘れずに、日本に来てくれた海外の方や、地元に来てくれた他県の方に、親切にできるように頑張ります!!!!!💪
本当に、ありがとうございました!😭✨